【利用者の声 その3】S物産 M取締役・事業開発部長様
（取引情報に関するセキュリティ情報のため、匿名にて掲載しています） 弊社は国内外の企業との商品取引を生業としている貿易会社です。
取引記録は、ほとんどは書類であり、その保管量は、ダンボール数百箱に及びます。
そのダンボールは、入居ビル内の別場所に保管しており、例えば、定期的な税務監査等・社内監査で該当の書類を捜し提出することもあります。
インデックスをつけて管理しているものの、探し出すための時間は相当なものです。
また、例えばビルが火災等にあったとしたときの業務継続性にも問題があると考えていました。そして、業務改善のための下記のようなことを検討していました。
・保管スペースの縮小／保管コスト削減
・該当ドキュメント検索時間の短縮
・業務継続性のためのバックアップ等の仕組み
・既存システムに影響を与えず、簡易に導入できること
そのような中、出入りの業者を通じて、「プライベートデータラック（以降 PDR）」を提案いただきました。その要素技術である「電子割符」を説明いただいたときの第一印象は、なんと言っても概念がわかりやすいということです。
暗号化の強度がウンヌンという説明より、「二つそろわない限り安全」というのが感覚的に非常に理解しやすいですね。
そして、PDR自体も操作が非常にシンプルで、私たちのようなIT初心者でも操作を簡単にマスターできたことです。
また、PDRはスキャナ（ScanSnap：PFU製）とのシームレスな連携機能を有しているため、書類を読み込むツールとしてScanSnapも同時に採用しました。
割符データの保管先は、ファイルサーバとUSBメモリで、月別USBメモリを作成・保管しています。
USBメモリはバックアップを取り、ひとつは私が常時持ち歩き、もうひとつを金庫に保管しています。パスワードも不要です。復元可能なファイルはUSBメモリを挿せば自動で判別できますから。
PDRと連携しているScanSnapのスペックも見逃せません。コンパクトでその性能は目を見張るものがあります。
PDR+ScanSnapの組み合わせは、10人程度の部門単位の導入には非常に適したソリューションと感じています。