ありがとうブルー
5月29日晴天の東京上空を航空自衛隊のブルーインパルスが、 コロナ対応中の医療従事者等の方々への敬意、感謝を示す飛行を行いました。
医療現場の皆様は、特効薬や確立された治療法が無い感染症に対し、 まさに自らの生命の危機を感じつつ、厳しい実務を継続しています。 崇高な使命感がなければできないことだと思います。 本当に、すべての医療従事者等の皆様に敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。 不要な中傷等もあるようですが、大多数の国民は、 医療従事者等の皆さんを、尊敬していると思います。 是非、ご無事でコロナ対処を行っていただけるよう祈っております。
さて、29日のブルーインパルスの飛行に関しては、 私はまさにコロナ対処で、在宅テレワーク中でしたので、 外出した家内からの「ブルーインパルスが飛んでるみたいよ!」との電話で、 ベランダに駆け出し空を見上げたのですが、 時すでに遅しで、報道ヘリは確認できましたが、 当日のブルーインパルスの飛行を生で見ることはできませんでした。
後から気づきましたが、 下記のような広報が出ていたのですね。残念。 でも、皆が東京上空を見上げて交通事故が多発しても、 医療現場が更に困りますから、必要以上に周知するのも難しいですよね。
参考: JASDF航空自衛隊 報道発表資料 令和2年5月29日 航空幕僚監部広報室 新型コロナウイルス感染症へ対応中の医療従事者等に対する敬意、 感謝を示すためのブルーインパルスによる飛行の実施について https://www.mod.go.jp/asdf/news/houdou/R2/20200529.pdf
早速、WEBにアップされている飛行風景の動画を見て、 医療従事者の皆さんが、喜んで空に向かい手を振っている姿や、 街頭の皆さんが空を見上げて喜ぶを様子を見て、 東日本震災後の松島での飛行のとき同様。 純粋に苦境の人にポジティブな感動を与えることができるって、 素晴らしいと感激しました。
そう考えると、今回の世界的感染症パンデミック対応とは、 激甚災害対応と通じるものがあるのではと感じます。 ひとつは、長期化する生命の危機や精神的な苦悩を伴う対処を、 維持遂行する力。 次に、当事者がモチベーションを維持できる「心を突き動かす何か」が、 必要であるということ。 医療従事者等の皆さんも、自衛隊の皆さんも、いざとなれば命がけで、 職を遂行する。利他の精神が根底にあると感じます。 そして、その姿を見た我々は、そこにまた感動するのだと思います。 人は「心」の生き物ともいわれるそうです。
今回の飛行を見て、医療従事者の方々はもとより、 今回の新型感染症で本当に苦労をしている我々一般庶民の心も、 不思議と温かくなったと思います。 少なくとも私は、熱い思いで胸がいっぱいになりました。
思えば自衛隊の皆さんは、本当にいつも大変な時に、 大きな力となってくださっています。 東日本大震災発災後に父母に会いに仙台に向かったときに見た、 沿岸部での公共機関やボランティアの皆さんの姿。 破壊された現地を切り拓き、そこに野営して懸命に困難で過酷な作業を遂行する、 自衛隊の皆さんも沢山見かけました。 更に今回、こうしてくじけそうになりそうな国民一人一人に、 勇気も与えてくれます。 本当に誇らしく思うと同時に、感謝したいと思います。
今回のコロナ対処を通じ、 尊敬すべき沢山の医療従事者等の皆さんがいらっしゃること。 そしていつも難しい事態の対処を粛々と遂行する、 自衛隊の皆さんがいらっしゃること。 心ある人がたくさん日本には居るんだ。 と、幸せに思います。
今後の日本には、長く重い課題が突き付けられていると感じますが、 不死鳥のごとく、一人ひとりの努力と、 先を見据えた、垣根と既成概念を超えたアクションで、 協力して未来に羽ばたいていきましょう。
かわいらしいドルフィン(ブルーインパルスの機体)が晴天を飛翔する姿を、 本当に誇らしく見つめました。 そして、空を見上げる医療従事者等の皆さんの笑顔や白衣もまた、 とても輝いて見えました。 医療従事者等の皆様、そして今回の感謝飛行に携わった全ての皆様。 心からありがとうございます。 私も、コロナの影響に負けず頑張ります。
2020年05月31日 グローバルフレンドシップ株式会社 代表取締役社長 保倉 豊
過去の関連リリース:
- [2020.03.11] 花さき山 http://www.gfi.co.jp/01news20200311_472.html
- [2018.03.11] 7年が過ぎても http://www.gfi.co.jp/01news20180311_443.html
- [2017.03.13] あなたの傍に http://www.gfi.co.jp/01news20170313_421.html
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