良いことも悪いことも、人がイメージできることは現実になる
東日本大震災から10年、 変わらない現実があります。 誰もが何時、厳しい状況になるか予測できない。 ということです。
それは、必ずしも自然災害だけではありません。 日常生活の中で、交通事故に遭う。 感染症に罹ってしまう。 原発が事故を起こす。 テロが発生する・・・。 誰もが、その当事者になりうるのです。
10年を経た今日、日本人の意識は変わったのでしょうか。 想定外は無い。 それが当時、発災直後の認識だったと思います。
想定外を想定して社会的な対応策を具体化しておく。 そうした共通認識があったと思います。 忘却は人間の偉大な能力の一つとも言われますが、 経験を活かさないこと自体は、非常に愚かなことだと思います。
人の命に係わることです。 ありきたりの経済活動とは異なります。 国民の生命と財産を守る。 人が居なければ、経済も国もないのです。 社会的な構造の在り方、経済の仕組みの在り方、 大いに見直してみてはと思います。
今、弊社が本業の中でできることは、 情報セキュリティの新たな利活用から、 万が一の際に役立つ仕組みを広く社会に提供し、 社会貢献することだと考えています。 常に一市民の目線で、本当に必要な仕組みを世に問うていきたいと考えます。
温かい心を灯もし続け、冷静に筆舌にしがたい経験から学び、 新たな一歩を踏み出す燃えるような勇気を持ち続けたいと思います。 再度、皆で力を合わせる時ではないでしょうか。 自然への畏敬の念を持ちつつ。
2021年03月11日 グローバルフレンドシップ株式会社 代表取締役社長 保倉 豊
本件に関し、ご質問等ありましたら、
まで、お問い合わせ下さい。
過去の関連リリース:
- [2021.03.04] 昨年お知らせした震災直後のWEBサイトを維持している件について http://www.gfi.co.jp/01news20210304_495.html
- [2018.10.29] 電気学会論文誌に割符とセンサシステムに関する論文が掲載されています http://www.gfi.co.jp/01news20181029_452.html
- 電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) 特集論文 センサシステムと秘密分散技術(電子割符)による安全安心な社会基盤システム 保倉 豊 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejsmas/138/10/138_466/_article/-char/ja/