以下は【GFI通信】のバックナンバーです。過去に配信したものですので、古い情報やリンク切れ等もそのまま掲載しております点、ご了承ください。
==============================================================□■■■ 【GFI通信】 Vol.17 2004/9/6 ==================================================================== GFI通信は、グローバルフレンドシップ株式会社がこれまでコンタクト させて頂いた方々に、お送りするメールマガジンです。 ***<CONTENTS>******************************************************* 1. 秘密分散法コンソーシアム活動のご報告 企業間の枠を超えての意見交換 2.掲載記事のご紹介 ベーステクノロジー様の掲載記事より 3. 特許取得のご報告 秘密分散を活用した電子情報照会方法 4.私は《e-割符》をこうして使っていますコーナー 第6回目 紛失時のリカバリー方法 5.GFI電子割符(R)をもっと知りたい!! 第10回目?コピーをとらずにリカバリー可能 6. ISMS取得への道のり 当社のISMS認証取得までの過程 ?第9回目 7. お薦め!四ツ谷情報 ?第14回 ラオスの布「沙芭日(サバディー)」 ********************************************************************** ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[1] 秘密分散法コンソーシアム活動のご報告 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… 去る7月21日、第8回秘密分散法コンソーシアムを開催し14社(29名)が 出席し企業間の枠を超えて、秘密分散法の普及と実用化に向け積極的な意見 交換を行いました。また来年4月に施行される「個人情報保護法」について 経済産業省のご担当者からガイドラインの説明が行なわれ、それに対して秘 密分散法がいかなるビジネスチャンスがあるかなどの議論をいたしました。 その後、各社から秘密分散技術を活用した研究事例の発表やGFI電子割符(R) を組み込んだアプリケーションソフトのデモなどを行い、非常に有意義な会 合となりました。 今秋、本コンソーシアムのセミナーを一般向けに開催し、今までの活動の成 果発表を行なう予定であります。 ▼秘密分散法コンソーシアムについて 2002.12にアイ・オー・データ機器、NTTコミュニケーションズ、GFI が発起人となって設立。秘密分散手法の国際標準を目指す。 当面の事務局はGFI(略称:SSSコンソーシアム) ---------------------------------------------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[2] 掲載記事のご紹介 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ▼ 日経産業新聞 2004年7月29日掲載 ベーステクノロジー様の掲載記事より 「重要データ送信 複製防止 暗号化で分割」 掲載記事はこちら ↓ http://www.gfi.co.jp/PR/news04.07.29.jpg たとえばタレントやスポーツ選手の画像や動画を配信サービスを行なう 企業が利用者にデータを送る場合、割符で分割して送信します。利用者 は専用のブラウザーで分割したデータを統合し、閲覧しますが、画像や 動画を見るだけでデータを取り込むことができません。この仕組みによ って、画像や動画などを無料で他の人に転送することを防止することが できます。 ---------------------------------------------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[3] 特許取得のご報告 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… 既に南アフリカでは取得済みの特許ですが、このほどユーラシアにおいても 新たに取得しましたので、ご報告させていただきます。 発明の名称:電子情報照会方法 国際出願番号:PCT/JP00/02579 【概要】 1.個別に存在する電子データに対して、電子割符技術を用いて、抽出した データのみを利用してその電子データ同士が同一であることを証明する 2.データ交換量が、小さく、かつ確認過程におけるプロセスが圧縮される 3.GFI電子割符(R)のアルゴリズムの一部を含む ▼現在、GFIでは秘密分散を応用・活用した特許を17件取得しております ---------------------------------------------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[4] 私は《e-割符》をこうして使っていますコーナー 第6回目 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… 一般ユーザーの方が電子割符の機能を活用するには現在、発売されている USBメモリー「EasyDisk」に添付されている《e-割符》で分割・統合が簡単 にできます。 《e-割符》をこうして使っています (Hさん:36歳男性) =================================================================== 当たり前のことですが、《e-割符》でデータをバラバラにしたら、そのす べてのピースが揃わなければ、元に戻りません。ということは、ひとつで もピースを失くしてしまったら、復元できないので、もしもの時には困り ますよね。 そんなわけで私は本当に大切なデータを分割する時には、万が一の時のこ とを考えて、割符化したものをコピーをとるようにしています。これなら 丸ごとのデータのバックアップをとらないでも、もしもの際にはリカバリ ーすることができるんです。ちょっと手間かも知れませんが、この方法は お薦めだと思いますよ。 ▼アイ・オー・データ様のHPで《e-割符》のアニメーションが見れます http://www.iodata.jp/promo/easydisk/02_difference/seculity.htm ▼《e-割符》搭載の「EasyDisk」は約100万本以上、出荷されております。 「EasyDisk」については、、、 http://www.iodata.jp/promo/easydisk/index.htm ---------------------------------------------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[5] GFI電子割符(R)をもっと知りたい!! 第10回目 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… このシリーズも第10回目となり、今回は上記の”《e-割符》をこうして使っ ています”に関連して秘密分散法を応用したリカバリー方法について触れて みたいと思います。 本シリーズ第3回目でも紹介しましたが、秘密分散法には・完全秘密分散法 と・不完全秘密分散法の2種類があります。 GFI式不完全秘密分散法は、秘密分散時に設定した個数の秘密分散情報により 原本復元を可能とすることができます。たとえば、3つに分割したうち、2 つが揃えば元に戻すことができる方法です。 GFI式不完全秘密分散法の応用例として、次のようなことが実現できます。 3分割したデータを、・パソコン、・外部記憶媒体、・Web上のストレージ にそれぞれ保管します。仮にパソコンを紛失したり、盗難にあったとしても、 残りの外部記憶媒体とWeb上のストレージに保管したものがあれば、復元 可能であります。 このことは情報を丸ごと保管せずに、またバックアップをとらずにリカバリ ーができることを意味し、割符の優れた特長のひとつでもあります。 残念ながら市販されている《e-割符》には現在、この機能がついていないた め、上記Hさんのような方法でリカバリーされている方もいると思いますが、 GFI電子割符(R)Ver.4では、この方式が組み込まれており、一般ユーザー向け に製品化を進めております。 ---------------------------------------------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[6] ISMS取得への道のり ? 第9回目 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… GFIでは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) 適合性評価制度 の認証取得に向けて取り組んでおります。このシリーズではISMS取得 までの道程を実際のモデルケースとして皆様にお伝えしていくものです。 【今月の活動】 ●ステージ1で指摘された課題事項の改善 外部第三者の審査機関による監査(ステージ1)を受け、いくつかの 課題事項を指摘されたことは、前回で報告した通りです。 今月はこれら課題事項を整理し、改善することを予定しておりましたが、 ステージ2の監査までまだ時間があるといった心の油断と決算月でもあ り、他の業務を優先するなどの理由からほとんど手つかずのまま1ケ月 が過ぎてしまいました。大いに反省すべきことですが、実際のモデルケ ースとして、事実をお伝えすることにしました。 ISMS取得に向けては「短期集中」で業務にあたることが肝要かと思 います。当社の事例のようにちょっとした気の緩みで1?2ケ月間、作 業が進展せずに時間だけが経過してしまうことも留意する点かも知れま せん。来月は遅れを取り戻し、認証取得に向けて加速したいと思います。 ---------------------------------------------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ┃[7] お薦め!四ツ谷情報【第14回】 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………… ★ラオスの布「沙芭日(サバディー)」 都営新宿線曙橋駅A1番出口をでて、靖国通りから歩いて数分のところに 沙芭日はある。お店の名前は沙芭日(サバディー)と読み、漢字は当て字 だそうだ。元々、ラオス語で「サバイディ」という便利な挨拶の言葉があ る。「おはよう」も「こんにちは」も「こんばんは」も皆、このサバイデ ィ!の一言で済むらしい。このサバイディが、お店の名前の由来とのこと。 ラオスに魅せられたオーナー夫妻が、直接現地におもむいて、感性を刺激 するいろいろなモノ達を連れてきている。メインとなるのは「布」。一口 に「布」と言っても中国国境近くの、少数民族の人達が織る布は、様々は 表情がある。昔ながらの技法で織られた布はとても美しい。新しいものか らアンティークなものまで様々。タペストリーやブランケットに使うよう な大きなものから、小さなものまで取り揃えてある。アジア各国のアクセ サリーや雑貨も楽しい。べっ甲の指輪や、ブレスレット、アンティークな ビーズネックレス…。現地からの仕入れならではの品揃えが嬉しい。オー ナーのお人柄もあって、常連さんも多いとか。日本では手に入りにくいも のも多いので、一見の価値あり。 ▼ GFIより徒歩15分 新宿区舟町12-38 グレース四谷101 Tel&Fax 03-3351-2252 営業時間:12:00-19:00(日・祭日休) ─[PR]──────────────────────────────── ■モバイル割符 ─────────────────────────────────── 営業マンが持ち歩くノートパソコンには、貴社の貴重な情報が満載。 もし個人情報を紛失したら、会社は存続の危機に・・・。 モバイル社会に対応したセキュリティツールの決定版。 それが「モバイル割符」です。 ▼ 詳細は日立ビジネスソリューション様のサイトにて http://www.b-sol.jp/security/warifu.htm ●日立製作所様のニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/07/0714_0714.pdf────────────────────────────────[PR]─ ★---編┃集┃後┃記┃----------------------------------------------- ━┛━┛━┛━┛ 観測史上最高の酷暑となった今年の夏もようやく落ち着きをみせ、夜には すず虫も鳴くようになった。しかし、記録破りの猛暑が続いたせいで毎日 ビールばかり飲んでしまい、ぶくぶくと太ってしまった(泣)。そしてこれ から「実りの秋」を迎え、ますます体重計が気になる季節がやってくる。 巷で流行の”にがりダイエット”を試みたものの自分には効果がなかった ようで、単ににがい思いをしただけで、文字通り苦い体験であった (^_^;) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧頂きまして、誠にありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright© GFI All rights reserved. 無断転載を禁じます。