秘密分散技術で情報漏洩対策、個人情報保護 情報セキュリティの新定番『GFI電子割符®』

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[2021.06.16]

AIや量子計算機に対するGFI電子割符(R)の役割

現在家庭用商品やスマホの世界でもAI(artificial intelligence)は、
爆発的に普及しています。
また、量子計算機・量子コンピューター(quantum computer)の、
実用化に向けても、本格的なものから、
アニーリング型、疑似的なものまで様々な商品化や研究開発が進んでいます。

現状及び今後の社会システム・社会基盤は、
情報システムと今まで以上に密接に関連していきます。
そうした環境で一番大事なのは、
「個人情報を含めた情報資産の適切で安全安心な管理」
であり、
「所有者の権利保護と証拠保全」です。
これは、我々人類が現状の社会生活を営むにあたり、
普遍的な要求事項であり、必要不可欠な機能として求め続けてきた機能です。

弊社電子割符技術は、1996年にそうした時代の到来を予測し、
検討を開始し、1999年に今日で言う、
AIや量子計算機の実用化が見込まれるときに必要な、
基礎技術として世界に先駆けて市場リリースされ、
今日まで複数回の外部評価や公共実証事業、を経て、
官民合わせた利用事例を積み上げてきました。

コロナパンデミックによるテレワークの急激な普及と、
サイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、
長期間安定した外部評価を受け、更に安定して動作し続けている、
弊社電子割符技術は、非常に重要な社会的な役割を担える、
特別なポジションにあります。

簡単に説明すると、AIIや量子計算機が解読を試みようとした際に、
一番苦手とする技術アルゴリズムが、GFI電子割符(R)にはすでに実装されている。
と言えます。

少し、専門的な言葉で表現すると、
非線形且つ、事実上多変数多項式なデータ処理を行う技術実装であり、
すでに複数回の外部評価報告や公共実証事業、
長期間の官民合わせた多数の実績を有しています。
簡単に言えば、
連立方程式の解を導くのに必要な関係式が不足した状況を作れること、
集合論における部分集合を生成していること。
そういった技術とご理解いただければ良いと存じます。

当該技術の社会的意義とは、
現状の利便性最優先の既存情報システムで、
セキュリティ上の構造的アキレス腱となっている、
集約型情報システム構造に対し、容易にリスク顕在化させない、
分散型の情報システム構造を構築する際の基本的セキュリティ技術としての、
役割を果たします。

他方、少々畏まった評価といった場合、
一般に具体的な解読手法が確立していないと、
危険予測ができないので、安心できないという考え方もありますが、
弊社電子割符技術に対する技術報告書で、
現時点有効な解読手法が存在しない(総当たりくらいしかない)
というのは、最高レベルの情報秘匿機能を現時点すでに持っていると言えます。

更に、分割数を2に設定すれば、
既存暗号技術と似たモデルとしても利用も可能です。
(データ移送に特化するといった商品化等)
これは事実上AONT(※1)として見ることもできます。

今後、弊社電子割符技術に対し誰もが再現できるような、
一意に定まる合理的な解読手法が、
何時世に出るのかは予測できませんが、
少なくとも現時点安定した動作実績を有し、複数回外部評価を受けており、
情報理論的安全性を有すると評価(※1) できる弊社技術を、
安全管理措置で用いることは、現時点市場で調達できる、
最高の安全性を手に入れることと同義です。

(※1)
[2016.02.02]
産総研様との共同研究の報告が新聞記事になりました

上記公開情報抜粋:
現時点での安全性評価で得られている内容に限るならば、
充分な情報理論的安全性を持っていると考えられるレベルにある。

この報告の際に、AONT(All-Or-Nothing Transformation)機能を
持つことの報告案も頂戴しましたが、
弊社技術は当初からリカバリーモード(閾値設定)の機能を持っていましたので、
AONTの表現を用いることで誤解を招かないよう配慮し、
その文言を用いた報告案は変更していただきました。
注: GFI電子割符(R)の場合、通常モード(完全秘密分散型)が該当するものと考えます。

現在弊社では、情報資産を運用管理するPCやサーバー、
更にはスマホ等可搬型情報端末といった環境で、
GFI電子割符(R)を、簡便にご利用いただけるような商品化を、
パートナー企業様等と推進中です。

注:
弊社は弊社技術実装が原理的に強固な秘匿性を持つことから、
経済産業省様をはじめ市場普及に向けたご相談も並行して行ってまいりました。
反社会的な技術利用等に関し、弊社と弊社パートナー企業様は、
そうした事態を未然防止できるよう十分に理解したうえで、
その商品化等と健全な当該技術の市場普及を進めています。

世界では、耐量子計算機暗号として様々な研究開発等が進んでおりますが、
上記のようにGFI電子割符(R)は、耐量子計算機暗号として重要な機能特性である、
情報理論的安全性をすでに有しており、安定して動作しております。
情報基盤で利用される技術として重要なことは、
上記のような基本的な安全性評価だけではなく、
モジュールとして安定して中・長期間安定して動作し続けていることです。

是非、個人情報を含め情報資産システム新たに構築する際、
更に現状システムを補強したい場合等、弊社電子割符(R)技術のご利用を検討ください。

2021年06月16日
グローバルフレンドシップ株式会社
代表取締役社長 保倉 豊

本件に関し、ご質問等ありましたら、

まで、お問い合わせ下さい。

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