GFIのテレワーク端末の実利用報告のつづきのお知らせ
先に情報開示しましたように、弊社では、テレワーク端末を準備し、 実務運用を継続しております。 今回は、その実務利用現状報告のつづきのお知らせです。
弊社は取り扱う商品の性質上、打合せ等を行う方々が、 公共機関の方や民間でも、非常にコンプライアンス等の面で、 高いレベルにある方々がほとんどでしたので、 今回のコロナの影響で実際にお会いできなくなることが、 事業自体の大きな打撃となりました。
他方、そうした中でもオンライン会議を中心として、 新たな商品企画や事業投資等の打合せ等を積極的に行っております。
弊社のテレワーク端末概要は、先にお知らせしましたように、 ①ノートPC(SP800対応想定レベル) ②REXエスクローサービス(自治体等での全庁導入実績のある電子割符実装システム) ③オンライン会議の利用 と同時に、マイクロソフト社のWindows 10 のWindows Defenderを併用等。 いったところなのですが、
実はGFIのテレワーク端末に、サイバー攻撃対策として、 AppGuard(R)(以下「AG」)を割符アプリと一緒にインストールして、 継続して実務利用を行っております。
AGの特徴は、マルウエア等が端末に侵入してしまったとしても、 その活動を察知し、悪さをさせなくしてしまう機能があります。 例えば、ある電子ファイルに不正プログラムが付いているとします。 しかし、その電子ファイル自体は業務上役立つ内容が記載されているとします。
一般的な従来のウイルス対策ソフトでは、 ファイルごと削除されてしまうことが多く、 ウイルス駆除と同時に、 必要な情報資産自体がなくなってしまうという事態にもなりかねません。
しかしAGの場合、 不正プログラムの実行だけを阻止するので、ファイルを削除することもなく、 閲覧・編集等の作業を継続できます。
AGは、弊社の電子割符のように、 直接情報資産等の電子データやファイルに働きかけるタイプの、 セキュリティ商品ではありませんが、 情報端末自体を安全に利用するという意味で、 非常に意義あるセキュリティ商品であり、 電子割符を実装したREXサービスとの相性も良く、 非常に安全安心・快適に実務作業ができております。
また、実際にこのテレワーク端末を利用している中で感じたことは、 利用するオンライン会議システムで、 会議資料(電子ファイル)の共有自体はできるのですが、 その電子ファイルの取り扱いレベルによっては、 会議システムのファイル共有機能をそのまま利用できないこともありました。
そうした際にも、REX割符実装サービスを用いた情報資産管理プログラムも、 テレワーク端末に実装してあることで、 敢えて安全な別ルート(割符によるデータ共有や移送)を確保し、 要機密情報に属する会議資料であっても、 安全且つ快適に情報共有等が実現できております。 いち利用者目線でいえば、こうしたセット商品があると良いなと感じました。
2020年06月05日 グローバルフレンドシップ株式会社 代表取締役社長 保倉 豊
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過去の関連リリース:
- [2020.04.15] GFI電子割符(R)を用いた緊急テレワーク対処状況等 http://www.gfi.co.jp/01news20200415_474.html