秘密分散技術（電子割符）の新たな利用分野開拓に向けて
弊社が１９９９年に市場リリースしたＧＦＩ電子割符（Ｒ）は、
（開発用ライブラリ）
開発着手当初に想定していたような、
個人情報をはじめとした情報セキュリティ分野での利活用が、
着実に広がり始めております。
当該技術をゼロから開発した者として、
当時の予測が正しかったことを確認できたことと同時に、
本当に当該技術を開発し、市場啓発活動を継続してきて良かった。
と感じております。
当該技術の市場リリース前後から、
関係省庁様等と当該技術の健全な市場普及に向け、
直接意見交換等してきた弊社としては、
広く社会に貢献するような当該技術の利活用モデルに向け、
適切な当該技術利用モデルに対しての、
ライセンス数を増やしていきたいと考えております。
同時に開発当事者としては、当該技術の利活用分野は、
必ずしも情報セキュリティ分野だけではないことも熟知していますので、
今後は、普及の始まった情報セキュリティ分野での健全な利活用事業と、
新たな当該技術の利活用分野が存在することを示していく行動を、
実施していきたいと考えております。
利活用範囲が非常に広いので、どこにするかは現在検討中ですが、
近くお知らせできると思います。
弊社自身は、基礎技術開発が主たる事業領域ですので、
恐らく、既存ライセンス先様等との共同での市場展開になると考えます。
秘密分散技術標準化検討開始当初から、
リファレンス技術（注）となっている、
弊社ＧＦＩ電子割符（Ｒ）の社会貢献に、今後もご期待ください。
２０１７年０５月０１日
グローバルフレンドシップ株式会社
代表取締役社長 保倉 豊
本件に関し、ご質問等ありましたら、
まで、お問い合わせ下さい。
注：
- 「ECにおける情報セキュリティに関する活動報告書2009」
情報セキュリティWG TF1
「秘密分散技術利活用検討における活動成果報告書2009(TF1)」
https://www.jipdec.or.jp/archives/publications/J0004291
等の一般財団法人日本情報経済社会推進協会（JIPDEC、旧：ECOM）の報告書。
- 影島広泰弁護士様の論文をご紹介します
2017年4月12日
http://www.sss-c.org/?p=553 - 秘密分散技術の登録制度開始準備
2017年1月6日
http://www.sss-c.org/?p=447 - 秘密分散技術（一般名称：電子割符）の標準化に向けたガイドライン
2016年2月29日
http://www.sss-c.org/?p=165 - マイナンバー法（番号法）に対する秘密分散技術（一般名称：電子割符）
の貢献可能性について
2015年2月17日
http://www.sss-c.org/?p=86 - 秘密分散法コンソーシアムにマイナンバー法勉強会が発足します
2014年5月8日
http://www.sss-c.org/?p=78 - 秘密分散法コンソーシアム総会の開催準備中です。
2013年11月11日
http://www.sss-c.org/?p=106