割符DB for パーソナルデータ(仮称)の共同研究開発等に合意
弊社秘密分散技術GFI電子割符(R)を用いて、機微な個人情報を含む電子データから、安全に利活用ができるパーソナルデータを生成し、そのパーソナルデータの検索や統計処理等を可能とする「割符DB for パーソナルデータ(仮称)」の共同市場調査、試作研究開発等に合意しました。
すでにビッグデータの有効活用が市場では期待されておりますが、いかに元となる機微な情報も含む個人情報から個人の権利等を侵害しないようにパーソナルデータを生成し、運用管理するのかは大きな課題であります。
両社は、双方の持つノウハウと技術を持ち寄り、本商品の共同研究開発等に取り組みます。
スタート時点の双方の主たる役割は、
- GFI:市場調査、企画設計、基礎技術及び関係知的財産貸し出し、等
- インスタイルデザイン:企画設計、試作・商品開発、保守サポート、等
双方の取り組み成果は、来春第一回目の市場公表を行う予定。
GFI代表取締役社長 保倉 豊コメント
以前より多くの個人情報から特定の対象情報だけを対象と統計処理し新技術や商品開発に結びつける活動はありました。しかしそうした際にベースとなるのは個人の機微な情報も含む個人情報であることも多く、個人情報保護法等の法令要求事項もあり、その情報の安全な取扱いには細心の注意が払われて来ました。
更にビッグデータの利活用の本格的な時期を向かえ、パーソナルデータの生成から、その運用管理と一般的なDB機能を提供する仕組みが必要です。
今回弊社電子割符の特徴等を熟知するインスタイルデザイン社との協業により、広く社会に役立つ成果を市場に供給できるようになると期待しております。
インスタイルデザイン 代表取締役社長 井上和彦コメント
電子割符技術は、複雑化するセキュリティニーズに対する、最終的な回答となりえる基盤技術と考えています。
SNSの普及は、パーソナルデータとパブリックデータの区別をあいまいにし、情報の送受信者、双方にリスクをもたらしています。
これらのリスク管理費用を抑えるため、堅牢で、汎用性の高い、セキュリティソリューションが必要とされており、電子割符はこういった時代ニーズに最も適合したソリューションです。
尚、インスタイルデザイン社は、GFIも参画する秘密分散法コンソーシアム及びマイナンバー法勉強会にも参加しており、同活動の中でも本成果の評価等を受けていく予定。
本件に関し、ご質問等ありましたら、まで、お問い合わせ下さい。
本件に関する過去の弊社公開情報:
- 秘密分散法コンソーシアム総会の開催準備中です
http://www.gfi.co.jp/01news20131111_331.html - 秘密分散技術は、下記ガイドラインにも記載されています
http://www.gfi.co.jp/01news20141029_360.html - 標的型攻撃への対策としての割符の効能について
http://www.gfi.co.jp/01news20140808_352.html - 匿名化と電子割符の違いを知りたい
http://www.gfi.co.jp/01news20130910_327.html
本件問い合わせ先:
グローバルフレンドシップ株式会社
担当:保倉 豊 、