秘密分散法コンソーシアム総会が開催されました。
昨年12月20日に東京駅隣接ビル会議室にて、表題コンソーシアムが開催されました。尚、当コンソーシアムで調査をしている市場先進事例調査内容は、一般財団法人日本情報経済社会推進協議会(JIPDEC)報告書にも提供されます。
本件に関しセキュリティ産業新聞様より、先日01月10日に記事が出ております。
セキュリティ産業新聞_GFI140110(PDFファイル)
当日は、対象となる電子割符・秘密分散技術標準化に取り組む企業や公的組織所属者や外部有識者を含め総勢30名(当日欠席2名)の参加を賜わりました。
(当コンソーシアムは、現状各組織所属者が有志で参加する任意団体です)
当日の式次第概要は、(事務局側参加者所属先名称は略称)
- 開会挨拶ー幹事保倉(GFI)・司会・進行・会の基本方針確認・NDAの件)
- 会長挨拶ー会長細野(I/O)
- 来賓挨拶―東海大学辻秀一教授
- 参加者自己紹介―1人1分
- 事例紹介前半
- a. NPO法人医療福祉クラウド協会(MeWCA)様-日本さい帯血バンク
ネットワーク様入札事例や他の公的事例を踏まえた医療分野での展開について - b. 株式会社レキサス様―沖縄県庁様入札事例概要について
- c.GFI-ISMS再取得取り組み事例概要について
ー複数会社様電子割符・秘密分散技術実装商品等活用モデル - 事例紹介後半
- d. 寿精版印刷株式会社様―魚本司法書士事務所様事例概要について
- e. 株式会社ソリトンシステムズ様―SKJ(袖山)総合税理士事務所様事例概要について 他参考口頭紹介:
- 医療メッセージ取り組み
(一般財団法人 聖路加国際メディカルセンター 医療情報センター様とGFI) - めぐみ整骨院様事例・・・昨年からの継続取り組み概要
- 金融庁管轄企業様検討事案、他
- 技術標準化方針お知らせー幹事保倉
- 当コンソーシアムで原案作成(用語定義から)を手がけることを正式に宣言しました。
- JISからISOやトップスタンダード認証も含め、実現可能で市場ニーズに遅れない
対処ができるようにする。
(類似品や粗悪品で利用者が被害を受けないよう早急に市場啓発等も進める) - 共通して必要な、用語定義に関しWGを立ち上げて本格作業開始。
- 当コンソーシアムで業界スタンダード提唱することや、当該標準化提案を直接 できるよう法人格(一般社団法人化等)を持つことや、関係各位の保有する関連特許等をプールする組織も検討継続。
- 来賓・有識者感想、質疑応答等
- 閉会の言葉ー次回、今後について
- 幹事永宮様(JASA)
- 記念写真撮影・名刺交換
当日発表可能となった事例に関し、現状IT社会やITシステムそのものの抱える問題点を鋭く見据えた意見交換等を行ないつつ、限られた時間の中でしたが、それぞれに参加した感触を確かめながら会は進みました。
特に、商品提供サイド、利用者(消費者)サイド、更に学術的立場、法的見解等を相互に出し合うことで、偏った参加者では見出せない事実等を改めて認識できる場ともなりました。また、コンソーシアムとして皆で協力してできる当該技術の健全 な市場普及へのアクションのご提案もありましたので、今後その具現化検討を進める予定です。
最後は、会議室の時間の問題があり記念撮影ができませんでしたが、本年も継続される当該活動の報告会で再会を約して閉会となりました。
当該活動主旨をご理解賜わり、ご参加いただきました皆様、そして全ての関係者の皆様にこの場を借りて、御礼を申しあげます。
本件に関する過去の弊社公開情報:
- 秘密分散法コンソーシアム総会の開催準備中です
http://www.gfi.co.jp/01news20131111_331.html - SKJ総合税理士事務所様における電子割符・秘密分散技術標準化への先進事例
http://www.gfi.co.jp/01news20131021_329.html - 今期の技術標準化に向けた市場先進事例に関し?2
http://www.gfi.co.jp/01news20130826_325.html - 今期の技術標準化に向けた市場先進事例に関し
http://www.gfi.co.jp/01news20130703_322.html - JIPDEC 主催のeRAP 中間報告会が開催されます
http://www.gfi.co.jp/01news20120827_296.html - GFI電子割符私的勉強会を実施
http://www.gfi.co.jp/01news20110929_269.html
本件に関し、ご質問等ありましたら、 まで、お問い合わせ下さい。