今期の技術標準化に向けた市場先進事例に関し−2
先にお知らせしました電子割符・秘密分散技術標準化に向けた市場先進事例の調査等に関するご質問がありましたので、現状可能な範囲情報公開します。
http://www.gfi.co.jp/01news20130703_322.html
今年の取り組みは、より現場の実情に対応する事例を実現・調査することを主たる方針として取り組んでおります。簡単に言うと、どうしてなんとかできないのか。と、半ば諦めているような課題にも取り組んでいます。
一部をご紹介しますと、
- 営業外交員様の持ち出しPCの安全対策
- 患者メッセージ証拠保全
- 小規模事業所内ISMS対処
- 医療機関内情報管理
- 著作権管理、他
です。
個人情報保護、営業機密管理、著作権保護等、非常に大事な情報資産の保護や保全等に関し、電子割符・秘密分散技術を適切に用いることで対処したい。という現場の皆様の強いご要望を受けています。
特徴的なのは、事例に関する取り組みをしていると、その取り組みをしている現場の同業他社様からもほぼ同様のご相談を受ける機会が増えていることです。
今年の取り組みは、事前調査を行い、評価対象となる原理モデルテストを実施し、その結果への有識者評価となります。まだまだ、事前の調査段階ですが、たとえば、旧来型の紙ベースの社会システムでは救済できず、現実問題として対処不能と諦めているモデルや課題も浮き彫りになってきており、単に電子割符・秘密分散技術の標準化というだけではなく、本来のITの社会的役割を再度見つめなおすような内容もあり、本取り組みの意義深さを痛感しております。
弊社はこれからも、ご賛同くださるパートナーの皆様と協力し、電子割符・秘密分散技術の健全な利用モデルからの当該技術の市場普及、日本発世界標準化に尽力して参ります。
本件に関し、ご質問等ありましたら、infoアットマークgfi.co.jp まで、お問い合わせ下さい。