秘密分散技術で情報漏洩対策、個人情報保護 情報セキュリティの新定番『GFI電子割符®』

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[2013.05.06]

電子割符・秘密分散技術の標準化に向けた意見書

昨年、電子割符・秘密分散技術の標準化に向けた取り組みを本格化し、先ずは初期段階の市場先進事例の調査等を行って参りました。その活動成果の一部は、JIPDEC内のeRAP活動の場でも情報共有しております。

参考過去アナウンス:
JIPDEC 主催のeRAP 中間報告会が開催されます
http://www.gfi.co.jp/01news20120827_296.html

この活動は、弊社を含めた秘密分散法コンソーシアムの有志メンバーと、市場先進事例を実現すべくご協力賜わった一般(現場)のご協力者様、更に各界有識者の皆様のご理解とご支援による最初の一歩とも言えるもので、本年もその活動は継続・高度化されます。

この度、上記有識者のお一人である東海大学 辻 秀一教授より弊社宛てに、「秘密分散技術(電子割符)」の標準化に向けた市場先進事例調査への意見書を頂戴し、電子割符・秘密分散技術の標準化を進めるにあたっての留意点等が要約された貴重な意見書の全文を公開できることとなりましたので、ここに公開します。

ご指摘は、当該技術に対する従来から認識されている個人情報や営業機密等の情報に対する有効性等に関しては十分了解できるものであるが、その一方で現実の運営時における安全性確保レベルが十分に明らかになっているとは言い難い状況と考えられるので、当該技術を単純に用いるだけで全ての問題が解決するのではなく、適切な電子割符・秘密分散技術の実装や、その技術が実装されたシステムの運用管理の在り方に関しても十分配慮し、運用時におけるリスク分析や脅威分析などによる安全性レベルの評価を行ない、その成果を反映させた標準化や商品化等を進めることで、安全性が確保された秘密分散技術の市場啓発や供給が行える。というものです。

単純な基礎技術だけの標準化というよりも遥かに広範な技術標準化が見え、長い道のりを感じさせるものですが、広く市場に新たな仕組みを供給していくには当然クリアしていくべきハードルと考えておりますので、この貴重なご意見を大切にし、本年度は昨年よりも一歩踏み込んだ取り組みを行ないご期待して下さる皆様に成果をお知らせしたいと考えております。

電子割符・秘密分散技術が実装された商品等をご要望の皆様は、是非弊社の正式なライセンス先様による、適切な技術実装がなされた商品等をお選び下さい。

hmitsubunsan-ikensho-tsuji-.pdf

秘密分散法コンソーシアムや、上記リリース内容に関するご質問等は、infoアットマークgfi.co.jp まで、お問い合わせ下さい。

以下、関連GFI 既リリース抜粋
http://www.gfi.co.jp/01news20130127_308.html

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