患者目線の自己健康管理情報資産等の管理実験開始
「患者目線の自己健康管理情報資産等の管理実験開始」
グローバルフレンドシップ株式会社(GFI)は、電子割符(秘密分散技術)の技術標準化の先立つ、市場先進事例の取り組みに協賛する各社と共同で、「小規模医療組織における、個人情報を含む情報資産管理の実験開始」を行なっていますが、今回その実験内容に、患者目線の自己健康管理情報資産等の管理実験」も追加することとしました。
医療機関内の情報を社会システムとして有効活用するには、事実上多くの課題が存在し理想的な仕組みを実現することは困難な状態です。特に、医療機関の保有する患者様の個人情報等は最高レベルの個人情報と言える為、系列の異なる複数医療機関等をまたがる仕組み等を患者目線で有効活用するに至っては実験すら容易にできません。
今回の取り組みは仕組みを考える上での立脚点を変え、あくまで患者目線で自らの情報を適切に管理できる仕組みを実現しようとするものです。日常的に健康管理等の指針となる情報や旅先等で急に体調が崩れた際に役立つ情報、緊急時の本人特定に役立つ情報や掛かり付け医等からの指示書等、様々な患者自身の健康的で文化的な生活を実現するに資する自己健康管理情報資産等を実験対象とします。
ベースとなる仕組みの基本は、めぐみ整骨院様との前回リリースと同様ですが、対象となる情報管理や開示に関して、主導権を患者側が持っていることが法的解釈上も全く異なる仕組みとなります。この取り組み成果が、患者自身のライフスタイルや行動半径の拡大等にもつながり、更にご家族皆様のいざというときの支えとなれば幸いです。
GFI、代表取締役社長 保倉 豊コメント:
私自身が過去に大きな事故に遭ったことがあり、その際に自らの健康管理情報を自ら管理できる仕組みが欲しいと以前から考えておりました。
弊社電子割符技術を適切に利用し、更に自らの情報を自ら管理できる仕組みを実現する。少々手前味噌な内容ですが、個人情報保護の面からも、画期的な実験成果が期待できるのではないかと考えております。
実験自体は極めて簡単な内容ですが、その結果は社会的に大きな意義のあるものになると存じます。本件にご協力くださる各企業様等、心より感謝します。関連GFI既リリース
http://www.gfi.co.jp/01news20120926_298.html(取り組み紹介、電子割符(秘密分散技術)の市場先進事例等)
http://www.gfi.co.jp/01news20120827_296.html(JIPDEC 主催のeRAP 中間報告会が開催されます)
http://www.gfi.co.jp/01news20120723_294.html(電子割符(秘密分散技術)の標準化へ−2)
http://www.gfi.co.jp/01news20120628_293.html(小規模医療組織における、個人情報を含む情報資産管理の実験開始)
http://www.gfi.co.jp/01news20120605_290.html(電子割符(秘密分散技術)の標準化へ)
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