GFI電子割符®に三度目の外部評価
GFI電子割符(R)はこの度、三度目の外部評価となる「安全・安心に役立つ
科学技術」の評価・認定を株式会社 板生総合研究所より頂きました。
以下は評価レポートの内容を転載したものです。
安全・安心に役立つ技術 評価レポート
評価日:2008年2月1日
案件名:電子割符技術 グローバルフレンドシップ株式会社
株式会社板生総合研究所 安全・安心に役立つ技術認定委員会は、議論の結果、表記案件について検討し、下記の通り評価する。
当該技術に対する社会のニーズ、期待度については、個人情報の保護に関する法律への対応に適用可能であり、また営業秘密の管理にも有効であるため、社会のニーズは既にあり、かつ解決策が強く期待されている分野と判断する。
当該技術が解決しようとするリスクの緊急性については、現実に個人情報漏洩(顧客名簿の流出、個人情報を保存したPCの紛失、盗難等)は問題となっており、また地震等を考慮すると重要情報の分散管理は緊急性、喫緊性の高い問題であると判断する。
当該技術が対象とするリスクは、個人情報については適切な対応がなければ法律違反となる。また営業秘密の流失は企業の存亡に関わりかねない問題であり、大きなリスクといえる。
当該技術は、情報漏洩リスクに対して大きな改善が可能、閾値秘密分散により秘密情報の消失を解決することもできるが、これらの効果には技術の寄与度が極めて高い。
当該技術が安全感をもたらすかどうかについては、割符を紛失の場合に復元手段がないこと、複数の割符が同時に盗難された場合には秘密情報の復元が可能であることを除けば安全感をもたらすと言える。また、これらは運用上の工夫で回避も可能である。
代替技術については、秘密分散技術は当該会社の「割符技術」のみでなく複数の方式が存在しうるが、コア技術に関する特許が2007年11月に成立(日本国特許4039810号)、同特許はPCT国際出願しており、すでに米国・EU・韓国等で成立済みである。現状では当該技術は秘密分散技術のデファクトスタンダードにはなっていないが、技術的な優位性はあると判断する。
当該技術の成熟度については、すでに当該技術を活用とした商品も出荷済みであり、十分に実用化水準といえる。
これらのことを踏まえて総合的に判断し、株式会社板生総合研究所 安全・安心に役立つ技術認定委員会は表記案件について、当委員会の判断基準における「安全・安心に役立つ技術」として認定する。
株式会社板生総合研究所
安全・安心に役立つ技術認定委員会
委員長 板生 清