秘密分散技術で情報漏洩対策、個人情報保護 情報セキュリティの新定番『GFI電子割符®』

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[2007.06.28]

GFI電子割符®NEOのアルゴリズムと機能が向上します

集約型の情報システムのみの危険性を回避するため、対極にある分散型の情報システムの必要性を説き、既存システムと無理なく融合できることを常々お話してきました。

1999年に当社が自社開発し発表した電子割符は、初期出荷の段階から、その機能等について外部学術組織に評価を依頼し、その結果
「秘密分散法の特殊な場合」
との評価を受け、今日まで秘密分散法と電子割符の普及活動を継続して参りました。

当社の訴えていた課題とその対処法が、ここ数年の社会の動向とシンクロしてきております。その代表的な例が、内閣官房情報セキュリティーセンター(NISC;National Information Security Center)の発表した

政府機関の情報セキュリティー対策のための統一基準(第2版)解説書
(「秘密分散」で検索してください。二箇所ほど記述箇所が出ます)

これは、既存情報セキュリティーのみでは、不十分な部分があり、そこは既存技術を利用しながらも、この日本発の技術で課題対処をしなさい。という解釈ができます。

さて、前述のように注目されてきている割符ですが、当社は、既存ライブラリの安定した機能等は、維持しつつ、そのアルゴリズムの更なる最適化を継続して参りました。

現段階で既存ライブラリの2倍以上の処理速度はすでに実現できております。

処理時間を早くするということは、処理時間対効果を向上させることそのものであり、投資対効果に直結するもので、このライブラリの価値を高める成果です。

しかし何より大事なことは、処理速度を向上させつつ割符に期待される基本的な安全性をきちんと維持する。もしくは向上させるという開発スタンスです。

現在、更なるチューニングを行っております。

正式リリースに、ご期待ください。

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